Webライターを始めてみたけど、大変な割に単価が安すぎて稼げる気がしません。すでに辞めたい。。。
たくさん稼いでいる人もいますが、始めてすぐに辞める人が大半なのが現実なんです。しっかり稼いでいる人は、正しい【戦略】と【思考】を持って実績を積み重ねています。
本記事では、
- Webライターは稼げないと言われている本当の理由
- 稼げるWebライター稼げないWebライターの特徴
- Webライターとして稼ぐためのポイント
を中心に、稼げるWebライターになるために必要な【思考】と【戦略】を解説しています。
ぜひじっくり読んで、ヒントをたくさん見つけてくださいね!
Webライターは本当に稼げないのか?
年収 | 割合 |
---|---|
200万円未満 | 32.0% |
200万円~400万円 | 26.9% |
400万円~600万円 | 21.5% |
600万円~800万円 | 8.2% |
800万円~1000万円 | 5.5% |
1000万円~1200万円 | 2.3% |
その他 | 3.6% |
フリーランスのWebライターの平均年収は専業・副業含めて、約300万程度と言われています。
日本の平均年収は約443万(参照:民間給与実態調査(2021年))Webライターの約4割は日本の平均給与~以上を稼いでいる計算になりますね!
Webライターは稼げない!と断言はできなさそうです。
Webライターは稼げないと言われている3つの理由
ではなぜ、「Webライターは稼げない」と言われているのでしょうか?様々な理由がありますが、代表的な3つを挙げてみます。
①誰でも気軽にチャレンジできるNo.1副業
WebライターはPCとネット環境、そして時間があれば「誰でも」「ノーリスク」でチャレンジすることができる副業です。
Webデザイナーや動画編集だと未経験の場合、PCやネット環境に加え、各種ソフトやスキルを身につけるための講座やスクール代もかかります。(独学でもできますが、かなりの時間が必要です。)
デザイナーのスキルを学んだけど、なんか違ったわ
といったケースは珍しいことではなく(←筆者も何度も経験済み。笑)投資を回収できないリスクがあります。
その点、Webライターは「日本語でのライティング」と「タイピング」ができれば応募できる仕事は沢山あるため、参入障壁はかなり低いと言えます。
②Webライター界がレッドオーシャン化
Webライターは気軽にチャレンジできる副業であるため、Webライター界は「レッドオーシャン化」しています。
Webライターの仕事を発注する側に対し、Webライターをやりたい人が沢山いる状態です。
そのため、発注者側が例えば「1記事3000文字、500円」という格安な条件を出したとしても、実績を積むためにやりたい人はいます。
そうなると、どんどん相場が下がっていき、たくさん稼ぐことが困難になっていきます。
③サラリーマン思考で考えている
会社員や公務員の経験があると「〇時間働いたら、△万円もらえる(平日8時間勤務して、月収30万もらえる)」といった【サラリーマン思考】で考えてしまう場合が多いです。
フリーランスの仕事は、与えることができた「価値」の大きさや量によって、稼げる額が決まります。
私もフリーランスになって一番ネックになったマインドが【サラリーマン思考】でした!
自然と時給で計算して仕事を選んでしまい、積み重ねることができずにいました…。
Webライターとして仕事をする際は、まずはこの【サラリーマン思考】を捨てることをおすすめします。
稼げるWebライター稼げないWebライターの特徴【3つのチェックポイント】
①Webライティングの基礎が身についているか?
日本人なら誰でも日本語を書くことはできますが、それだけではWebライターとして十分とは言えません。
- 正しく、理解しやすい文章が書ける
- Webライティングの書き方や構成などを熟知している
- SEO(検索エンジン最適化)に関する知識やスキルがある
など、身につけておくべき知識やスキルは沢山あります。
やりながら身につけることもできますが、基礎的な部分だけでも本を読んだり資格の勉強をしたりして、早い段階で学んでおくことがおすすめです。
②他の人より詳しい【専門性】があるか?
Webライティングの基礎に加え、得意なジャンル=専門性があると他のWebライターと差別化しやすいです。
他の人より詳しい記事が書ければ、相手に提供できる価値が高まります!そのため、報酬が高い案件にも採用されやすくなるのです。
また、自分が詳しいジャンルや経験してきたことであれば、より速く書けるのもメリットです!
- 自分が詳しいこと
- 仕事や学び、生活で経験してきたこと
- 好きなこと、興味があること
この3つをそれぞれ書き出してみながら、1-2ジャンル絞って実績を積んでいくことで、さらに専門性を高めることができます。
③自分を戦略的にアピールしているか?
Webライターとして稼ぐためには【戦略的】に自分をアピールする(売り込む)ことが大切です。
大手企業でも商品やサービスを売るために、積極的に営業活動をしています。フリーのWebライターであれば、なおさらです。
具体的には、
- どんな文章が書けるのか?
- どんな知識やスキルがあるか?
- 得意分野や強みは何か?
について、第3者から見て分かりやすいPR文章を作成してみましょう!
そして、クラウドソーシングサイトやSNS上でのWebライター募集の案件にPR文章付きで応募するのです。
その際、ただ文章をメッセージで送るだけでは、相手は十分にイメージできないため
- ポートフォリオ(作品集)
- ブログ(+ポートフォリオ)
どちらかを用意し、文章と合わせて送りましょう。自分の実績や得意な分野などをわかりやすくアピールすることが可能です!
Webライターとして稼ぐためのポイント4選
1、Webライティングの基礎を学ぶ
Webライターとして稼ぐためには、Webライティング全般やSEO、細かいマナーや規則など知っておく必要があります。
文章を書きながら学べることも多いので、インプットに時間をかけすぎる必要はないですが、WebライティングやSEOの基礎は事前に学べておきましょう!
資格取得を目指して勉強することで、より体系的に知識やスキルを身につけることができます。
初心者Webライターに役立つ資格はこちらの記事にまとめています。
2、【今からでも遅くない!】専門性を高める
専門性と聞くと、法律や経済など大学で学ぶような内容を思い浮かべるかもしれませんが、Webライターとしての専門性は「他の人よりちょっと詳しい」程度でも大丈夫です。
主婦の方であれば「整理整頓」「料理」「子育て」など、経験している(していた)ことや知っていることそのものが価値になります。
ぜひ仕事の経験に絞らず、自分の専門性を1つか2つ見つけてみてください。
筆者の場合、人材系の企業やキャリアコーチとしての活動経験から「就職・転職」の分野や、旅行が好き(海外20ヵ国以上渡航経験あり)なので「旅行」の分野などは【専門性】と言えます。
3、【ブログ戦略】実績をストックしていく
Webライターを採用するにあたって、最も重視する点は「実績があるか?」「その職務を遂行できるか?」です。
正社員の採用が人柄や社風など様々な点から検討されるのと比べると、とてもシンプル。
最初は誰しも実績がない状態でのスタートですが、ブログを立ち上げて何記事か書いてみたりポートフォリオ掲載OKの案件をいくつかトライしたりして、どんどん実績を充実させていきましょう。
④収入は比例して伸びるわけではないと認識する
最後は「〇時間働いたら、△万円もらえる(平日8時間勤務して、月収30万もらえる)」といった【サラリーマン思考】を捨てることです。
最初の頃は、時給で計算したら悲しくなる数字になるかもしれませんが、フリーランスとしての収入は「比例」ではなく「指数関数」的に増えていくものです。
文字単価が1円、2円、3円…と増えていけば、フリーのWebライター1本で食べていくことも可能です!
ぜひ長い目で見て、少しずつ積み重ねていきましょう!
【まとめ】稼げるWebライターになろう!
Webライターとして稼ぐためには、【戦略】を持って実績を積む→アピールすることと【サラリーマン思考】を捨てることが大切です。
- Webライティングの基礎が身についているか?
- 他の人より詳しい【専門性】があるか?
- 自分を戦略的にアピールしているか?
これからWebライターとして活動する人もすでに活動している人も、上記3点を改めてチェックしてみてくださいね。